創業理念
「信用がないために資金を調達できないが、資金さえあれば大きく成長できる企業にリスクマネーを提供し、経営者の夢の実現を応援したい」という想いから、FVCは設立されました。当社が行っているのは融資ではなく投資です。返済期限も担保もない、本当のリスクマネーです。 だからこそ、名実共にベンチャー企業経営者のパートナーという立場で、経営の支援を行います。
投資活動に対する考え方
ベンチャーキャピタル(VC)の最大の使命は、「投資先企業の企業価値を高めること」です。
当社が投資対象とする未公開企業の場合、リスクが存在しない企業はありません。だからといってリスクを単純に避けるのではなく、当社の努力でコントロールできるかどうかを見極め、「できる」と確信した時には果敢にリスクをとって投資を行います。そして、投資先企業の支援・育成を通じてリスクを一つ一つ潰し、さらに付加価値を提供することで企業価値を高めます。この活動のために大切なことは、経営者と信頼関係を築くことだと考えます。当社では、経営者の一番近くで活動する現場の担当者が投資先企業を熟知し最適な解を持つ、現場主義を掲げています。これにより、高いリターンを狙いながらもリターンに見合う範囲にリスクを抑える取り組みを行っています。
また、当社は地方都市に拠点を置き、地域密着型の活動を展開しています。自治体や地域金融機関、地元企業と連携してベンチャー企業支援のプラットフォームを構築し、当社独自の質の高い投資対象企業を発掘することができます。
三方よしの精神
「三方よし」という近江商人の言葉があります。これは「売り手よし、買い手よし、世間よし」、つまり「商売というものは、自分の利益だけではなく、顧客の利益、そして自分たちを取り巻く社会の利益を考えることで発展するものである」という考え方です。成長力のある企業を世の中に輩出するという当社の活動は、そのまま地域経済の発展に貢献しています。ともにファンドを組成している自治体等から、当社の活動が社会貢献に直結していると認められつつあり、当社が発展する大きな力となっています。
皆様におかれましては、当社の活動をより深くご理解いただき、これまで以上に温かいご指導・ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
FVCのIR情報は日本取引所グループのWebサイトでもご覧いただけます。