投資からEXITまでの流れ

当社は、以下のフローでベンチャー企業への投資・支援を行っています。

FVCの投資フロー

アプローチ審査投資支援EXIT
アプローチ審査投資支援EXIT

アプローチ

有望なベンチャー企業に接触することが、最初のステップです。当社独自のルートからのアプローチのほか、企業側からアプローチをいただくことも多くあります。当社は、地方自治体や地域の金融機関・事業会社のように地域経済を主導するプレーヤーと連携し、有望企業をご紹介いただけるネットワークの強化を進めています。

審査

(1)審査フロー

当社の投資哲学に合致する企業に対し審査を行います。審査期間は通常3ヶ月間を設けています。

1. 経営者・経営陣の方々と数回にわたり面談を実施し、創業の経緯、事業の内容、事業の強み・弱み、資金調達により目指す姿などをうかがいます。
さらに、事業計画書等の各種書類をご提出いただくほか、審査対象企業の各種関係先や業界関係者へのヒアリングを行い、企業の「将来性」を精査します。
このほか、必要に応じて監査法人によるショートレビューを実施し、企業の現状を正確に把握します。

2. 担当者審査の後、さらに「社内審査」を行います。各種書類を中心とした審査、数人のメンバーが審査対象企業を評価する検討会など、様々な視点から審査が行われます。

初回面談 書類のご提出 面談 ヒアリング 社内審査 投資委員会 投資

(2)審査において重視しているポイント

投資によるリスクとリターンがバランスしていることを確認します。株式上場を目指す場合にもそうでない場合にも、事業計画の達成見込みが重要な要素になるため、その背景となる経営者の資質、市場の規模・成長性、事業性・参入障壁等を審査します。
また、株式上場を目指す場合には、上場企業となるにふさわしい健全な経営を行なわれているか、もしくは将来行えるかという点も重視します。

投資審査のために必要な資料の提出

(3)投資審査のために必要な資料の提出

上記の投資審査を行うために必要な各種資料(事業計画書や財務諸表等)をご提出いただきます。

投資

投資決定後、投資契約を締結します。
その際、資金使途や(目指す場合には)目標とする上場時期について、契約書に記載いただきます。
投資後はその資金使途に基づいて資金を使用しているか、また計画どおり事業が進捗しているかなどをモニタリングします。

支援

事業計画の達成や株式上場を達成するために、経営者に密着した様々な支援を行います。
具体的には、経営や財務、営業、人事にまつわる各種戦略の策定支援や、予実管理・コーポレートガバナンス・情報開示などの管理体制構築への支援、当社のネットワークの中から企業価値の向上に貢献する各種企業(金融機関、証券会社、監査法人、顧客、提携先)の紹介等を行います。
また、支援ニーズを汲み取るための定期訪問や、各種会議への参加などにより、経営者とのコミュニケーションを密にはかります。

EXIT

株式上場など、投資時点で設定した目標を達成した際には、株式を売却させていただきます。
また、ファンドの存続期間内に目標を達成できなかった場合にも、株式の売却等を行います。
その場合、その企業と友好的な関係を築ける方・企業に売却できるようできる限り努力します。

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