ニュースリリース
株主及び投資家の皆さまへ
平素よりご支援賜りましてありがとうございます。2016年12月9日、12日と2営業日連続で当社株式の東京証券取引所JASDAQ市場における取引が比例配分のみとなっている状況を受け、問い合わせが数多く寄せられております。当社運営ファンドの投資先である株式会社ZMP(以下「同社」)が同8日に新規上場(以下「IPO」)の延期(以下「本件」)を発表したことを受けての問い合わせが中心であり、中にはWeb媒体をソースとして事実と異なる内容についてご質問いただくケースがありますので、この場をお借りしてご説明申し上げます。
当社は先般よりお知らせしておりますとおり、投資先のIPOへの依存から脱却し、市況の影響を受けにくい強固なビジネスモデルを築くべく、国内外でパートナー関係の構築等、種まきに取り組んでまいりました。その芽を花開かせるに至っていないのは厳然たる事実でありますが、日本そして世界の地方を、直接金融、オープンイノベーションといったツールを通じて活性化させることで、当社の存在価値を示し、企業価値を高めてまいりたいと考えております。この実現のために、2016年9月8日付「第三者割当により発行される第8回新株予約権の発行及び新株予約権の第三者割当契約の締結に関するお知らせ」のとおり第8回新株予約権を発行し、その行使が完了したことで28億円を調達しており、目下計画を現実のものとすべく取り組んでおります。
一方、本件について、同社のIPOを通じたキャピタルゲインの獲得が当社として大きなインパクトを有することは確かでありますが、同社に限らずIPOの成否というものが極めて不確実なものであるとの前提の下、当社としては同社のIPOを前提とした計画は元より策定しておりません。よって本件を受けて当社の取り組みを変更する予定もございません。当社業績の見通しについては、合理的な業績予想が困難であることからお知らせできませんが、当社としては上記の取り組みを継続し、株主の皆さまに資するよう取り組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りたいと存じます。
なお、本日より2016年9月末現在の株主の皆さまのお手元に「2017年3月期第2四半期株主通信」が配送されます。こちらには同社上場及び延期に関する記載が一切ございませんが、これは本資料が2016年4月から9月までの取組についてお知らせするものであること、及び校了スケジュールの関係からそのようになっておりますので、ご了承ください。
引き続きご支援のほど、お願い申し上げます。
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役社長 松本 直人
本件に関するお問い合わせ
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 電話:075-257-2511(管理部 赤松)