FVC初の国内上場企業向けファンドを設立 ニュースリリース
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社（本社：京都市、代表取締役社長：松本直人、以下「FVC」）は、日本株投資運用業務を主軸とした米国金融グループEvolution Financial Group（以下「EVOグループ」）傘下のEvolution Capital Management LLC（本社：米国カリフォルニア州、代表社員：マイケル・ラーチ（Michael Lerch））と、日本国内の中堅上場企業を投資対象とする「FVC-EVO Growth Platform Fund Ltd. SPC（以下「本ファンド」）」を2017年７月中旬（予定）に共同で設立し運用開始することで、2017年7月4日に合意しましたのでお知らせいたします。
本ファンドにおける共同投資運用者(Joint Investment Managers)はFVCの子会社である株式会社FVCP（本社：東京、代表取締役：松本直人、以下「FVCP」）及びEvolution Capital Management LLCであり、案件ソーシング・事業支援業務はFVCPが主導し、商品設計・リスク管理業務はEvolution Capital Management LLCが担います。
また、本ファンドの投資資金につきましては、EVOグループの旗艦ファンドであるEVO FUNDが向こう５年間にわたり総額200億円の出資コミットメントをいたします。
日本国内におけるベンチャー企業は上場後、持続的な成長のための資金調達の選択肢が限られる結果、伸び悩むケースも少なくありません。
こうした背景のもと本ファンドでは、ベンチャー企業に対して長年にわたり投資・支援活動を展開するFVCと、新興・中堅上場企業への投資に実績のあるEVOグループのリソースを組み合わせ、成長可能性が高い中堅上場企業を対象とした第三者割当（PIPEs）型のエクイティ資金を提供するプラットフォームたることを目指します。
また、資金調達にとどまらず、企業の持続的な成長のために必要な事業戦略の策定及びアクションプランの実施等をサポートする「事業支援」機能を、FVCPが主体となりインダストリアルパートナー（予定）とも連携しつつ提供してまいります。
スキーム図
FVC-EVO Growth Platform Fund Ltd. SPCの概要
| 正式名称 | FVC-EVO Growth Platform Fund Ltd. SPC（ケイマン籍会社型ファンド） |
|---|---|
| ファンド総額 | 20,000百万円 |
| 出資者 | EVO FUND（100％） |
| 共同投資運用者(Joint Investment Managers) | 株式会社FVCP（FVC100%子会社） Evolution Capital Management LLC |
| 投資対象 | 国内の中堅上場企業が第三者割当により発行する新株予約権や転換社債等 |
| 投資期間 | 運用開始後5年間 |
株式会社FVCPについて
FVCの子会社で、ベンチャーファンドとは性質の異なる、ベンチャー企業に限定しないファンドやソーシャルインパクトファンドの運営を目的としたファンド運営会社です。
| 商号 | 株式会社FVCP（株式会社IoT Sohatsu Venturesより変更予定） |
|---|---|
| 代表取締役 | 松本直人 |
| 本社所在地 | 東京都港区虎ノ門4-1-17 神谷町プライムプレイス８F（移転予定） |
| 設立日 | 平成27年8月3日 |
Evolution Financial Group（EVOグループ）について
EVOグループは、日本株を対象とした投資・資産運用業務を主軸として2002年にグループCEOマイケル・ラーチ（Michael Lerch）により創業された米国ロサンゼルスを本拠とする金融グループです。現在は、中核の投資・資産運用業務の他、投資銀行業務、コモディティ商品の仲介、金融ITシステムの開発・販売など多角的に事業を展開し、7カ国に11拠点、全従業員数約500人（内、日本約240人）を擁します。詳しくはEVOグループのウェブサイト（http://www.evofg.com）をご覧ください。
| 商号 | Evolution Capital Management LLC（EVOグループの米国における投資運用会社） |
|---|---|
| 代表社員 | マイケル・ラーチ（Michael Lerch） |
| 本社所在地 | 2425 Olympic Blvd, Suite 125E, Santa Monica, CA 90404 |
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社（FVC）について
京都に本社を置く独立系ベンチャーキャピタルで、日本国内のベンチャーキャピタル業務を中心に活動してきました。
「100年継続企業を創る」を事業ミッションに、特に地域のベンチャー企業や中小企業に、ファンドを通じたエクイティを提供する「地方創生ファンド」に注力。地方創生ファンドの組成数は現在1１本で国内NO.1の実績があります。また、資金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。
| 商号 | フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 |
|---|---|
| 代表取締役 | 松本直人 |
| 本社所在地 | 京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町659番地 烏丸中央ビル |
| 証券コード | 8462 JASDAQスタンダード |
| ＵＲＬ | https://www.fvc.co.jp/ |
FVCPは、本ファンドにおいては共同投資運用者の立場としてのみ関与しています。FVC及びFVCPは、本ファンドに関連して投資先（潜在的投資先を含む）に対して金融商品を含む商品、サービスまたは権利の販売その他の取引の申込み、勧誘、あっ旋、媒介、推奨または助言等の行為を行うことはありません。本ファンドは、自らを割当予定先とした第三者割当契約の締結を含む手続きその他のアレンジャー業務について、EVOLUTION JAPAN証券株式会社（第一種金融商品取引業者、関東財務局長（金商）第20号 加入協会：日本証券業協会）に委託することを予定しています。FVC及びFVCP はEVOLUTION JAPAN証券株式会社から何らの業務（金融商品仲介業を含むがそれに限られない）の委託を受けるものではありません。
本報道発表文は、米国における証券の募集（取得勧誘、又は売付け勧誘を含む）を構成するものではありません。本ファンドは 1933 年米国証券法に従って登録がなされたものではなく、 1933 年米国証券法に基づいて証券の登録を行うか、又は登録の免除を受ける場合を除き、米国において証券の募集又は販売を行うことはできません。なお、本件においては米国における証券の公募は行われません。
This press release does not constitute or form a part of any offer to sell or a solicitation of any offer to buy securities in the United States of America. The securities referred to herein have not been, and will not be, registered under the U.S. Securities Act of 1933, as amended (the “Securities Act”). The securities may not be offered or sold in the United States absent registration or an exemption from registration under the Securities Act. The securities referred to herein will not be publicly offered or sold in the United States.
本件に関するお問い合わせ
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 電話：075-257-6656（管理部 森野）
