投資先情報
エシカル消費を提唱し食品ロス削減に取り組む
株式会社ロスゼロに投資を実行
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役:金武偉、以下「FVC」)は、「おおさか社会課題解決2号投資事業有限責任組合(以下「おおさか社会課題解決2号ファンド」)」より、食品ロス削減に取り組む株式会社ロスゼロ(本社:大阪市西区、代表取締役:文 美月、以下「ロスゼロ」)に投資を実行しましたことをお知らせいたします。
◆ロスの理由を明らかにし、エシカルな消費スタイルを提唱
日本の食品ロスは年間522万トンと言われており、農林水産省は2030年までに食品関連事業者から発生する事業系食品ロスを2000年度比で半減させることを目標に掲げています。この大きな社会課題に対して、ロスゼロは食品事業者のブランドを毀損することなく、様々な取り組みにより、食品ロス削減に貢献しています。
例えば、ロスになった理由を明らかにすることで商品ブランドのイメージ毀損を避け、食品ロスを生産者と消費者双方で解決していこうというポジティブアクションとしている点が特徴です。また、規格外の農産物をより価値のある商品に仕上げるアップサイクルの商品開発にも取り組んでいます。さらには、いつどれだけでるかわからないロスの特性を活かした「ロスゼロ不定期便」を展開し、消費者がワクワク楽しみながらロス削減に貢献できる消費スタイルを提供しています。ロスゼロは、今後も「作る人も食べる人も、みんなが笑顔になれるエシカルな消費スタイル」を創造していきます。
◆EC事業で成功させたシリアルアントレプレナーが、「もったいない」から「新たな価値創出」に挑む
同社代表取締役である文氏は、2001年にPC1台からネットショップを起業し、ヘアアクセサリー品揃え日本最大級のECサイトに成長させました。2010年からは使われなくなったヘアアクセサリーを回収し発展途上国に寄贈する活動を開始。その「もったいない」ものが誰かの笑顔を創る「新しい価値」に変わることを実感した経験から、二度目の起業となる食品ロス削減事業「ロスゼロ」を立ち上げました。
また、女性の能力・経験が「もったいない」と、女性の活躍推進にも強い想いで取り組んでいます。文氏自らの経験も踏まえ、女性がいきいきと暮らせるような社会の実現を目指しています。
商 号 株式会社ロスゼロ
代表取締役 文 美月(ブン ミツキ)
本社所在地 大阪市西区北堀江1-1-21 四ツ橋センタービル9階
設 立 日 2014年1月
U R L https://losszero.co.jp/
◆おおさか社会課題解決2号ファンドについて
当ファンドは大阪府内における行政課題や社会課題の解決に繋がるビジネスの成長を支援し、産業化を推進することを目的として2017年に設立した「おおさか社会課題解決ファンド」の後継ファンドです。日本政策金融公庫、大阪府、大阪産業局と連携し、社会課題解決事業者の事業ステージに応じた支援を行ってまいります。日本政策金融公庫には、ファンドからの投資と連動した協調融資を検討いただくことで、事業者が必要とする資金を十分に確保し事業遂行に望む財務基盤の安定化を支援いただきます。大阪府には、社会課題解決に取り組む事業の認知向上・ファン獲得に向け、多くの方々の共感を得るべく情報発信のサポートを、大阪産業局には様々な経営支援ツールをもって、事業ステージに応じた課題の解消の後押しを実施いただきます。金融機関・行政が一丸となり、社会課題に関する世の中の関心を高め、インパクト拡大に向け取り組んでまいります。
◆フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(FVC)について
京都に本社を置く独立系ベンチャーキャピタル。地域のベンチャー企業を支援するための「地方創生ファンド」と事業会社のオープンイノベーションを促進するための「CVCファンド」、地域を問わず有望なベンチャー企業に投資を行う「ゼネラルファンド」に取り組んでいます。また、資金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。
商 号 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
代表取締役 金 武 偉
本社所在地 京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町659番地 烏丸中央ビル
証券コード 8462 東証スタンダード
U R L https://www.fvc.co.jp/
本件に関するお問い合わせ
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 担当:西日本投資部
電話:075-257-6656 メール:fvc-pr_kyoto@fvc.co.jp